Googleフォームの質問形式を完全解説!初心者向けの使い方ガイド

Googleフォームの質問形式とは?

Googleフォームは、アンケートや申し込みフォームを簡単に作成できる無料ツールです。特に、適切な質問形式を選ぶことで、回答者にとって分かりやすく、必要な情報を正確に収集できます。

Googleフォームで使える質問形式の基本

Googleフォームには複数の質問形式が用意されており、用途に応じて使い分けることが重要です。

  • シンプルな記述式(短文・長文)
  • 選択肢から1つを選ぶラジオボタン
  • 複数選択が可能なチェックボックス
  • 回答の選択肢が多いときに便利なプルダウン
  • 満足度調査に役立つ評価スケール など

どの形式を選ぶかによって、回答の集まりやすさやデータの活用方法が変わります。

質問形式を正しく選ぶメリット

質問形式を適切に選ぶと、以下のようなメリットがあります。

  • 回答者の負担を減らせる → 直感的に答えやすいフォームになる
  • データを整理しやすい → 自動集計がしやすく、分析が簡単に
  • 回答精度が向上する → 記述欄を減らし、選択肢を増やすことでミスが減る

次のセクションでは、具体的な質問形式の種類と特徴について詳しく解説します!

Googleフォームの質問形式の種類と特徴

Googleフォームには、用途に応じて使い分けられるさまざまな質問形式があります。それぞれの特徴を理解し、最適な形式を選びましょう。

記述式(短文・長文)

  • 特徴: 自由記述が可能で、短文(1行)と長文(複数行)を選べる。
  • 適した用途: 名前やメールアドレスの入力、自由回答式のアンケートなど。
  • 注意点: データの自動集計が難しいため、分析の手間が増えることがある。
記述式(短文)
記述式(短文):編集画面
記述式(短文)プレビュー
記述式(短文):実際の画面
記述式(長文)
記述式(長文):編集画面
記述式(長文)プレビュー
記述式(長文):実際の画面

ラジオボタン(単一選択)

  • 特徴: 1つの選択肢を選ばせる形式。
  • 適した用途: はい/いいえの質問、満足度調査、1つだけ選ぶ選択問題など。
  • 注意点: 複数回答が必要な場合はチェックボックスを使うほうが適切。
ラジオボタン(単一選択)
ラジオボタン(単一選択):編集画面
ラジオボタン(単一選択)プレビュー
ラジオボタン(単一選択):実際の画面

チェックボックス(複数選択可)

  • 特徴: 複数の選択肢を選べる。
  • 適した用途: アンケートの「当てはまるものをすべて選んでください」など。
  • 注意点: 回答がばらつくため、集計時に注意が必要。
チェックボックス(複数選択可)
チェックボックス(複数選択可):編集画面
チェックボックス(複数選択可)プレビュー
チェックボックス(複数選択可):実際の画面

プルダウン(ドロップダウン選択)

  • 特徴: 1つの選択肢を選ばせるが、選択肢が多い場合に便利。
  • 適した用途: 都道府県リストや職業リストの選択など。
  • 注意点: すべての選択肢を表示しないため、見落とされる可能性がある。
プルダウン(ドロップダウン選択)
プルダウン(ドロップダウン選択):編集画面
プルダウン(ドロップダウン選択)プレビュー
プルダウン(ドロップダウン選択):実際の画面

ファイルのアップロード

  • 特徴: 回答者が画像やPDFなどのファイルをアップロードできる。
  • 適した用途: 申請書の提出、履歴書・写真の送付など。
  • 注意点: Googleアカウントが必要であり、ファイルサイズの制限があるため、大容量データには向かない。
ファイルのアップロードを許可
ファイルのアップロード:最初は許可が必要
ファイルのアップロード
ファイルのアップロード:編集画面
ファイルのアップロードプレビュー
ファイルのアップロード:実際の画面

均等目盛

  • 特徴: 数字や評価軸を並べ、回答者に一つの選択肢を選ばせる形式。
  • 適した用途: 満足度調査や意識調査など、数値ベースの評価を得たい場合。
  • 注意点: 目盛りの意味を明確に設定しないと、回答の解釈がバラつくことがある。
均等目盛
均等目盛:編集画面
均等目盛プレビュー
均等目盛:実際の画面

評価スケール(リッカート尺度)

  • 特徴: 1〜5などの数値で評価をつける形式。
  • 適した用途: 満足度調査やフィードバック評価など。
  • 注意点: 数値の意味を明確にしないと、回答者が迷うことがある。
評価スケール(リッカート尺度)
評価スケール(リッカート尺度):編集画面
評価スケール(リッカート尺度)プレビュー
評価スケール(リッカート尺度):実際の画面

グリッド(複数選択 or 単一選択)

  • 特徴: 表形式で複数の質問に対する評価をまとめて行える。
  • 適した用途: 商品やサービスの評価、比較調査など。
  • 注意点: 項目が多すぎると回答者の負担が増える。
グリッド(単一選択)
グリッド(単一選択):編集画面
グリッド(単一選択)プレビュー
グリッド(単一選択):実際の画面
グリッド(複数選択)
グリッド(複数選択):編集画面
グリッド(複数選択)プレビュー
グリッド(複数選択):実際の画面

日付・時刻入力

  • 特徴: カレンダーから日付や時間を選択できる。
  • 適した用途: 予約フォーム、イベント参加申し込みなど。
  • 注意点: フォーマットが統一されていないと、回答の整理が難しくなる。
日付入力
日付入力:編集画面
日付入力プレビュー
日付入力:実際の画面
時間入力
時間入力:編集画面
時間入力プレビュー
時間入力:実際の画面

質問形式の選び方【目的別ガイド】

Googleフォームの質問形式は、目的に応じて適切に選ぶことが大切です。ここでは、具体的なシチュエーション別に最適な質問形式を紹介します。

アンケートや意見収集に最適な質問形式

  • 記述式(長文):自由に意見を入力してもらう場合に最適。
  • チェックボックス:複数の選択肢から回答を得たいときに有効。
  • 評価スケール:満足度や意見の強さを数値で測定したい場合に適している。
  • 均等目盛:5段階評価や意識調査など、明確な数値評価を求める場合に便利。

申し込みフォームで使うべき質問形式

  • 記述式(短文):名前やメールアドレスの入力に使用。
  • ラジオボタン:申し込みプランや希望日時など、1つだけ選択してもらう場合に最適。
  • 日付・時刻入力:イベントや予約の希望日時を指定してもらうときに便利。
  • ファイルのアップロード:身分証明書、履歴書、証明写真などの提出が必要な場合に活用。

クイズやテスト向けの質問形式

  • ラジオボタン:1つの正解を選ぶタイプの問題に適している。
  • チェックボックス:複数の正解がある問題を作成したいときに活用。
  • グリッド(単一選択):複数の設問を一覧で回答してもらう形式のテストに最適。

質問形式を適切に選ぶことで、回答者の負担を減らし、求めるデータを効率よく収集できます。

Googleフォームの質問形式を変更・編集する方法

Googleフォームでは、作成後でも質問形式を簡単に変更・編集できます。ここでは、質問の追加・変更・削除の手順を解説します。

質問形式の設定手順

1.Googleフォームを開く

Googleドライブから新規作成、または既存のフォームを開く。

Googleドライブから新規作成、または既存のフォームを開く。

2.質問を追加する

「+」ボタンをクリックして新しい質問を作成。

「+」ボタンをクリックして新しい質問を作成。

3.質問形式を選ぶ

質問ボックス右側のドロップダウンメニューから適切な形式を選択。

質問ボックス右側のドロップダウンメニューから適切な形式を選択。

4.選択肢や設定を調整

回答必須の設定や、選択肢の追加・編集を行う。

回答必須の設定や、選択肢の追加・編集を行う。

変更・削除のやり方

  • 質問形式を変更する場合
    • 既存の質問をクリックし、右側のドロップダウンから新しい形式を選択。
  • 質問を削除する場合
    • 質問の右下にあるゴミ箱アイコンをクリック。

質問の内容や形式は、収集するデータの目的に応じて適宜見直し、最適化することが大切です。

まとめ

Googleフォームの質問形式を適切に選ぶことで、回答者の負担を減らし、正確なデータを収集できます。今回の記事のポイントを振り返りましょう。

  • Googleフォームには複数の質問形式があり、用途に応じて使い分けることが重要。
  • 記述式・選択式・評価スケール・日付入力など、それぞれの特徴を理解しよう。
  • アンケート・申し込みフォーム・テストなど、目的に応じて最適な質問形式を選ぶことが大切。
  • 作成後でも質問形式の変更・編集が可能なので、必要に応じて調整できる。
  • 質問形式を正しく設定することで、回答の精度が向上し、データの分析がしやすくなる。

Googleフォームを効果的に活用して、より良いアンケートや申し込みフォームを作成しましょう!

FAQ(よくある質問)

Googleフォームにはどういった質問形式がありますか?

Googleフォームには、記述式、ラジオボタン、チェックボックス、プルダウン、評価スケール、グリッド、日付・時刻入力などの質問形式が用意されており、用途に応じて使い分けることができます。

どの質問形式を選べばよいかわからない場合はどうすればいいですか?

質問の目的を明確にし、回答者が答えやすい形式を選びましょう。例えば、シンプルな意見を聞くなら記述式、選択肢から選ばせたいならラジオボタンやチェックボックスを活用すると便利です。

Googleフォームの質問形式を途中で変更できますか?

はい、作成後でも質問形式を変更できます。質問ボックスを選択し、右側のドロップダウンメニューから別の形式に変更可能です。

ラジオボタンとチェックボックスの違いは何ですか?

ラジオボタンは1つの選択肢しか選べませんが、チェックボックスは複数の選択肢を選ぶことができます。質問内容に応じて適切な形式を選びましょう。

記述式の回答を自動集計する方法はありますか?

記述式の回答はGoogleスプレッドシートにエクスポートできます。ただし、自動集計は難しいため、キーワードごとに分類したり、テキスト分析ツールを活用するのが便利です。

フォームの回答を集計・分析する方法は?

Googleフォームには、自動でグラフ化する機能が備わっています。また、Googleスプレッドシートと連携すると、より詳細なデータ分析が可能になります。

Googleフォームで回答必須に設定できますか?

はい、各質問の右下にある「必須」スイッチをオンにすると、その質問をスキップできなくなります。

グリッド形式の質問はどのような場面で使いますか?

グリッド形式は、複数の項目に対して同じ基準で評価したいときに便利です。例えば、サービスの各要素(価格・品質・対応)について1〜5段階で評価してもらう場合などに使われます。

Googleフォームの質問に画像や動画を追加できますか?

はい、質問の説明として画像や動画を挿入できます。質問を選択した状態で「画像を追加」や「動画を追加」ボタンを押すと、メディアを挿入できます。

回答者が入力したデータを自動で整理する方法は?

Googleスプレッドシートと連携することで、回答を自動的に整理・保存できます。スプレッドシート上でフィルタリングやソートを行えば、分析がより簡単になります。

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